グリーンカード(EB-2 NIW)の取得への道 その2

グリーンカード

こんにちはLizです!

今回は私がグリーンカード取得のため、I-140 の準備の際に提出したものや注意点についてご紹介します。

* こちらのブログでは法律的なアドバイスを提供するものではございません。また、記載されている内容は私たちが申請していた時点の情報です。最新かつ正確な情報については、専門家などにご確認ください。

弁護士事務所の選定

弁護士事務所は同僚から紹介してもらったところにしました。

North America Immigration Law Group

専用のポータルサイトで書類をアップロードしたり、メッセージのやり取りができたため、コミュニケーションがスムーズでした。

また、I-140申請時に必要な推薦書のドラフトも作成してもらうことができ、時間の節約になりました(4人分の推薦書を自力で用意するのは難しいです。。。)

弁護士事務所への提出書類

弁護士事務所へは以下の書類を提出しました。

もちろんすべて英語で作成されたものです。

  1. 今までに行った研究の概要および業績
  2. 推薦者のリスト
  3. 博士号学位証明書
  4. 博士号の評価 (Credential Evaluation: 詳しくはこちら)
  5. CV(履歴書)
  6. 現在のビザの書類のコピー
  7. パスポートの顔写真のページのコピー
  8. I-94のコピー
  9. 学部、修士課程、博士課程の成績証明書

日本から郵送で手配しなければならないものもあるので、早めに準備しましょう。

アメリカでの婚姻手続きについて

私たちはアメリカで婚姻手続きを行いました。

理由は以下の2点です。

  1. 日本に帰国する時間の確保が難しかった
  2. グリーンカード申請では、婚姻証明書が必要な場面が多く、アメリカで婚姻したほうが書類の準備が簡単だった

このおかげで書類の準備が少し楽になりました。

推薦者の選定

2022年10月に、弁護士事務所に推薦者のリストを送付し、以下の4人に決定しました。

Dependent recommender: 2人

現在の指導教授、大学院時代の指導教授

・Independent recommender: 2人

それぞれ私の論文を引用していた教授(直接の交流はありません)

幸いなことに、4人の推薦者が快く推薦書の提出に同意してくれました。

弁護士事務所に私の研究サマリーをもとに推薦書を作成してもらい、スムーズに準備を進めることができました。

Credential Evaluation とは?

Credential Evaluationとは、外国で取得した学位や資格がアメリカにおいてどの程度の学位や資格として認められるかを評価してもらうプロセスです。

アメリカでは、大学や大学院への進学、就職、またはビザ申請の際に、海外で取得した学位や資格がどのように位置づけられるかを証明する必要がある場合があります。

私の場合は、WES(World Education Services)という評価機関でCredential Evaluationを依頼しました。

World Education Services_WES

WESは、外国の学位や資格を評価する際に最も信頼されている評価機関の一つで、アメリカ国内の多くの大学や機関で認められています。

評価のプロセスはオンラインで申請でき、比較的スムーズに進められました。

費用については、確か150ドル前後で作成したと記憶しています。

ただし、評価内容や追加のサービスによって料金は変わることがあります。

私が依頼した際は以下のような手順で進めました:

  1. オンラインでアカウントを作成し、必要な情報を入力。
  2. 学位証明書や成績証明書の原本を大学から郵送してもらう (開封厳禁)
  3. 支払いを完了し、評価結果が届くのを待つ。

Credential Evaluationは、グリーンカード申請において重要なステップの一つですので、早めに準備しておくと安心です。

Premium Processing への変更

I-140 を提出した時点ではPremium Processing(特急審査)が利用できませんでしたが、2023年1月から利用可能となったため、追加費用を払い、Premium Processingに変更しました。

2023年1月当時の費用は $1,500 で、2週間以内に結果が出るというものでした。

実際には書類を提出してから1週間後に承認の通知を受け取りました。

しかしこの後、Current date(ビザの発行可能時期:詳しくは次回のブログで) が全く進まず、I-485を提出できたのが2023年10月。

そのため、結果的にPremium Processing Feeは無駄になったなと感じました。

おわりに

今回はI-140 についての申請方法や注意点についてご紹介しました。

次回はI-485 の申請プロセスや提出した書類について詳しくご紹介します。

これからグリーンカード申請を検討している方や、進めている方にとってためになる情報を提供出来ればと思いますので、ぜひお楽しみに!

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

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