こんにちは、Lizです。
今回は私たちがグリーンカード取得のために、I-485 の準備の際に提出したものや注意点についてご紹介します。
* こちらのブログでは法律的なアドバイスを提供するものではございません。また、記載されている内容は私たちが申請していた時点の情報です。最新かつ正確な情報については、専門家などにご確認ください。
I-485を提出する際の書類
以下が私たちが提出した書類の一覧です。
- Form G-1145
- Form I-485
- I-140 approval notice (承認通知:I-797) のコピー
- Form I-765(就労許可証の申請)
- I-131(渡航許可証の申請)
- Non-immigrant visa status (Jビザの場合DS-2019、H1Bビザの場合I-797など)
- Jビザの場合、2-year rule に該当しないことを証明する書類 (JビザのスタンプのコピーとDS-2019を提出)
- これまでのすべてのパスポートの顔写真とビザスタンプのページのコピー
- I-94(渡航記録)のコピー
- 出生証明書 (日本で発行した戸籍謄本の原本、それを英訳したものとその翻訳証明書を提出)
- 婚姻証明書のコピー
- Bona fide marriage (誠意に基づく結婚) の証明書類
- パスポートサイズの顔写真6枚
- 申請料のチェック (私たちのときは$1,225。2025年4月現在は$1,440)
以下はPrincipal ApplicantのLizのみ
- Personal Statement (現在の仕事内容や将来のプランについて簡単に説明したもの)
- 大学からのOffer Letter とEmployment Letter (現在働いている証拠)
- 過去3か月分の給与明細のコピー
- 博士号の学位証明書および資格 (Credential Evaluation) のコピー (詳しくは以前の記事へ)
このように結構な量の書類が必要です。
戸籍謄本なども必要な場合があるため、早めに準備を始めましょう。
J1ビザの2-year rule とは?
J1ビザの2-year ruleとは、J1ビザ保持者の中で特定の条件に該当する場合に適用される規定です。
このルールに該当する場合、帰国後2年間は一部のビザ申請やグリーンカード申請が制限されます。
以下に該当する人が、このルールの対象になることが多いです。
- 自国政府やアメリカ政府などから補助金や資金提供を受けている人
- 自国で需要の高い専門分野に従事している人
- 特定の交換プログラムに参加している人
自分がこのルールに該当するかどうかは、パスポートのビザスタンプを確認することで判断できます。
TWO YEAR RULE DOES NOT APPLY と記載されている場合、このルールには該当しません。
SUBJECT TO TWO YEAR RESIDENCY REQUIREMENT と記載されている場合、このルールに該当します。
特定の状況では、このルールを免除 (Waiver) できる場合があります。
グリーンカードの申請を検討している方で、J1ビザでアメリカに滞在している人はきちんと確認しておきましょう。
Bona fide marriage (誠意に基づく結婚) の証明とは?
私たちは2022年7月に結婚し、グリーンカードの申請の第1ステップであるI-140 を提出したのが2022年12月。
この婚姻期間が短いと、グリーンカード取得のためだけに結婚したのではないかと疑われる可能性があります。
そこで私たちは以下の書類を提出しました。
- Lease Agreement (Kenny とLizの両者のサインが入っているもの。2018年から5年分)
- Joint Tax Return (Joint で確定申告を行なった書類、2022年度分)
- 車の保険 (Kenny とLizの両者のサインが入っているもの。2年分)
これらの書類を通じて、長期間にわたる共同生活や経済的な結びつきを証明しました。
I-485 提出中に国外に行く際の注意点
I-485を提出している間に国外へ出国する際には、慎重に計画を立てる必要があります。
この件については、別の記事で詳しくご紹介する予定です。
健康診断書 (I-693) の提出について
健康診断書に関する情報も別の記事でお伝えしますので、しばらくお待ちください。
インタビューについて
グリーンカードの申請を始めてから約2年、ついにインタビューの日程通知がきました。
具体的な内容については、別の記事で詳しく解説します。
おわりに
今回は、I-485に関する提出書類について詳しくご紹介しました。
グリーンカードの申請プロセスはとても複雑で、準備すべき書類も多く、またスケジュール管理も重要です。
しかし、事前に計画的に進めることで、少しでもスムーズに対応することが可能です。
同じようにグリーンカード取得を目指している方々にとって、少しでも役立つ情報となれば幸いです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
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