こんにちは、Lizです。
今回は、グリーンカード取得のために必要な I-485 の提出日についてのお話しします。
グリーンカード取得を目指す申請者にとって、I-485の提出は非常に大事なステップです。
この記事では、提出日が決まるまでのプロセスをご紹介します。
* こちらのブログでは法律的なアドバイスを提供するものではございません。また、記載されている内容は私たちが申請していた時点の情報です。最新かつ正確な情報については、専門家などにご確認ください。

I-485提出日について
以前の記事にも書きましたが、私のI-140が承認されたのは2023年2月。
その後、I-485を提出できたのは2023年10月でした。
「I-140が承認されたらすぐにI-485を提出できるのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、実はI-485の提出時期はPriority Date(プライオリティ日)によって左右されます。
Priority Dateとは?
Priority Date(プライオリティ日)とは、移民ビザの申請処理が開始された日付を指します。
私たちの場合は、I-140の提出日がPriority Dateになります。
この日付は、移民ビザの申請者が「ビザ(今回はグリーンカード)申請の順番待ちリスト」に入るための基準となります。
Priority Dateの確認方法
プライオリティ日は、USCIS(アメリカ移民局)から送られるI-797 Notice of Actionという書類に記載されています。
多くの場合、この日付がI-140の受付日=Priority Date となります。
Priority Dateが意味すること
ビザカテゴリーや国籍によっては、Priority Date以降でなければI-485を提出できません。
これは、アメリカ国務省が毎月発表するVisa Bulletinによって管理されています。
Visa Bulletinでは、各カテゴリーと国籍ごとに現在処理中のPriority Dateが示されます。
この日付が自分のPriority Dateと同じ、またはそれ以前の日付にならない限り、I-485を提出することができません。
Visa Bulletinは毎月中旬頃にアップデートされます。
Visa Bulletin の見方
以下の表は2025年3月分のVisa Bulletinです。

左端(カテゴリー)
1st: EB-1
2nd: EB-2, EB-2 NIW
3rd: EB-3
4th: EB-4
5th: EB-5
All Chargeability Areas Except Those Listed
中国本土、インド、メキシコ、フィリピン以外の国籍の人
C: Current
全てのPriority Dateが有効で、I-485 が提出できます。
日付が書かれている場合
この日付がPriority Date以降の場合、I-485が提出可能です。
例: 2nd, All Chargeability Areas Except Those Listed
日付が2023年8月1日なので、これ以前のPriority Dateを持つ人がI-485を提出できます。
おわりに
今回は、I-485の提出日に関して詳しくご紹介しました。
同じようにグリーンカード取得を目指している方にとって、少しでも役立つ情報をお届けできていれば幸いです。
次回のブログでは、I-485の準備で実際に提出した書類について詳しくご紹介します。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
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