こんにちは、Lizです!
今回からは少しプライベートなテーマになりますが、「アメリカでの不妊治療の体験談」についてシェアしていきたいと思います。
アメリカで不妊治療専門クリニックを受診するまで
私たちは約1年間、自然妊娠を試みてきましたが、なかなか結果が出ませんでした。
年に一度の婦人科検診の際、このことを医師に伝えると、不妊治療専門クリニック(Fertility Clinic)を紹介してくれました。
アメリカでは妊娠を希望するカップルが、年齢に応じて一定期間(35歳未満で1年、35歳以上で6か月)自然妊娠に至らない場合、医師の判断で専門的な不妊治療のステップへ進むことが推奨されています。
私たちの場合も、その流れに沿って、自然なかたちで次のステップへ進むことになりました。
初回の診察と検査内容
初回の予約は電話で取り、以下のような検査を行いました。
- Kenny(夫)の精子検査(Semen Analysis)
- Kennyと私、両方の血液検査
両検査は早朝6時〜8時の時間帯に予約を取りました。
これは、仕事の前に来院できるようにという配慮のようで、仕事をしている身としてはとても嬉しいです。
実際にクリニックに行ってみると、同じように早朝から多くの患者さんが来ていて、不妊治療がとても一般的であることを実感しました。
印象的だったのは、病院のスタッフがみんな明るくポジティブな雰囲気だったこと!
最初は少し緊張していたのですが、受付や看護師さんたちの温かい対応に、こちらも気持ちが軽くなりました。
検査結果と今後の治療方針
後日、検査の結果をもとにドクターと話をしました。
結果は、私たち夫婦ともに大きな問題は見つからないとのこと。
ホッとした反面、明確な原因が分からない「原因不明不妊(Unexplained Infertility)」の可能性もあるということでした。
ドクターからは以下のようなアドバイスを受けました:
- 妊活に良いとされるサプリメントの摂取(葉酸やビタミンDなど)
- 年齢的にも1年自然妊娠がなかったため、人工授精(IUI: Intrauterine Insemination)の検討を勧めたい
日本と違い、アメリカでは早い段階でIUIや体外受精(IVF)などの選択肢が提示される傾向があるようです。
治療費についての説明
検査後には、費用に関する説明もありました。
受付で保険証を提示していたため、スタッフがそれをもとに、どの検査や治療が保険適用になるのか、また自己負担がどのくらいになるのかをざっくりまとめた料金表のような書類を手渡してくれました。
さらに、「費用について不明な点があれば、患者専用ポータルからメッセージを送ってください」と案内があり、気になる点があれば気軽に確認できる体制が整っていました(電話が苦手な私にピッタリ!笑)
数日後には、クリニックのFinancial Team(支払い受付担当)から電話があり、スタッフからもらった料金表をベースに、今後の治療の各ステップにかかる費用について口頭で丁寧に説明してもらえました。
初めてのことで不安もありましたが、保険適用範囲や費用の目安を事前に教えてもらえたことで、精神的にも少し安心できたのを覚えています。
おわりに
今回は、私たちがどのような流れでアメリカの不妊治療専門クリニックにたどり着いたのかをご紹介しました。
次回は、「HSG:子宮卵管造影検査を受けた話」について、実際の体験を交えて詳しくお話しします。
不妊治療を検討している方、アメリカでの医療体験が気になる方の参考になればうれしいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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