こんにちは、Lizです。
今回は、アメリカでチョコレート嚢胞(endometrioma)の手術を受けた体験の続きとして、手術当日の流れや事前に知っておくと安心なポイントを中心にまとめてみました。
手術といっても、アメリカと日本では流れやシステムがかなり異なります。
これから同じような手術を控えている方、アメリカでの医療に不安を感じている方の参考になれば嬉しいです。
※この記事は、あくまで私個人の体験をもとに書いています。
病院や医師、症状によって流れや対応が異なる場合もあることを、あらかじめご了承ください。
手術当日の流れ(リアルなタイムライン)
6:10 受付・チェックイン
6:30 Consent Form(同意書)などを確認して、サイン
6:50 ナースに呼ばれ、手術前の個室へ。
病院着に着替え(下着も全て外します)、IV(点滴)を開始。
付き添いのKennyも一緒に部屋に入ることが出来ました。
7:40 麻酔科医から麻酔の説明
7:45 乗り物酔い防止のパッチを右耳の後ろに貼ってもらう
麻酔から覚めた後に、乗り物酔いのような症状が出ることがあるため、その予防とのことでした。
8:10 歩いて手術室へ移動
この時点で、Kennyは病院のロビーなどで待機。
手術台に自分で上がり、医師から
- 「名前を言ってください」
- 「あなたの生年月日は?」
- 「今日は何の手術を受けに来ましたか?」
と一つずつ聞かれ、自分で答える形で最終確認が行われました。
手術室は想像していたよりも広く、医師・ナース・麻酔科医など、合わせて8人ほどがいました。
「どこか行きたいとこある?」など、雑談をしているうちに麻酔が効き始め、そのまま眠りに入りました。
11:10 手術終了、一次回復室へ
この時間帯の記憶はほぼありません。
ナースが頻繁に声をかけてくれていた気がしますが、ほとんど覚えていません。
11:45 ベッドのまま二次回復室へ。
ここでKennyと合流。
12:30 痛み止め(錠剤)追加
「何か食べないと薬が飲めない」と言われましたが、痛みがかなり強く、正直それどころではなく、ほぼ逆ギレ状態で「とにかく痛み止めを…!」という気持ちでした。笑
スナックを勧められましたが固形物が辛かったため、持参していたウィダーインゼリーを少し飲み、ようやく痛み止めを服用。

12:50 執刀医から手術内容の説明
手術中に撮影したチョコレート嚢胞の写真を見せてもらい、「きれいに除去できました」と説明を受けました。
私は意識が朦朧としていましたが(医師と話をしたことは覚えています)、Kennyがしっかり説明を聞いてくれていたので安心でした。
13:45 退院(リリース)
痛み止めが効いてきたため、自分の服に着替え。
前かがみの姿勢が辛く、Kennyに手伝ってもらいながら着替えました。
駐車場までは車椅子、その後は自家用車でホテルへ。
14:00 ホテル到着
手術後の様子
術後はとにかく下腹部の痛みが強く、
- 強い生理痛のような痛み
- 時々走る鋭い痛み
がありました。
ナースからは「歩ける?」「吐き気はある?」と頻繁に確認されましたが、正直な気持ちは「生存確認なのは分かるけど、今はちょっと休ませてー!」でした。笑
アメリカは基本的に日帰り手術なので、想像以上に早く退院(今回はホテルへ移動)する流れになります。
自宅(ホテル)での回復
処置を受けた病院が遠かったため、手術前日と当日は近くのホテルに宿泊しました。
退院前に飲んだ痛み止めが効いていたため、軽くシャワーを浴びてからすぐ横になりました。
アメリカのホテルあるあるですが、ベッドが高い!
上るのが本当に辛く、最終的にはソファーで横になることに。
広めのソファーがある部屋を予約していて本当によかったです。
回復期の痛み止め
私の場合、医師からの指示は以下の通りでした。
- イブプロフェン:4時間おきに3錠
- 痛みが強ければタイラノールを追加で2錠
- それでも効かなければ処方薬(かなり強い痛み止めなので最終手段)を使用
私の場合は、イブプロフェンだけで何とか耐えられました。
医師からは痛みに応じて、錠剤の量を徐々に減らし、間隔を空けていくよう指示されました。
医師から言われた注意事項
術前診察の際に、以下の点を伝えられました。
- 48時間はシャワーだけ(湯船はNG)
- 激しい運動は1~2週間禁止
- 重い荷物を持たない
- 患部のテープは1週間そのまま
- 食事は少量から、かつガスがたまりにくい物を選ぶ
アメリカでの手術費用
アメリカは病院、麻酔科、執刀医などから請求が別々に届くため、最終的な金額が分かるまでに時間がかかります。
私の場合は、約1か月ほどで全ての請求書が届きました。
主な請求項目は以下の通りです。
- 病院使用料(facility fee)
- 手術費用(surgeon fee)
- 麻酔(anesthesia)
- 病理検査(pathology)
私の場合は全て保険でカバーされ、自己負担は0ドルでした。
保険でカバーされなかった場合、約$27,000だったようです。
これから受ける人へのアドバイス
以下は、実際に経験して「準備していてよかった」「事前に用意すべきだった」と感じたことです。
- 術後は下腹部がかなり痛いため、上下分かれた服よりワンピースが楽
- 術後すぐは固形物が辛いため、ウィダーインゼリーが大活躍
- 高い椅子・ベッド・自家用車(SUVなど)の乗り降りは想像以上に大変
- 腹圧をかけるのが怖く、排便が不安だったため、便を柔らかくする薬を薬局で購入し服用(ナースに確認済み)
- 術後、生理のような出血が多かったため、夜用のナプキンを多めに用意

おわりに
正直、最初は怖かったですが、手術自体はあっという間(寝ていたので…笑)で、スタッフの説明や対応がとても丁寧でした。
アメリカの医療システムは複雑で不安になることも多いですが、今回の経験を通して、分からないことは遠慮せず、全部聞くことの大切さを強く実感しました。
同じような症状で悩んでいる方、これから手術を控えている方にとって、少しでも参考になれば嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございます!
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