はじめに
最近、アメリカの銃器市場で大きな話題を呼んでいるのが、Ruger(ルガー)とMagpul(マグプル)が共同開発した9mmストライカー方式ピストル「Ruger RXM」です。
一見すると「Glock 19のクローン」と思われるかもしれませんが、実際には単なるコピーにとどまりません。最新のモジュラーシステムと、箱出しの状態で備わっている豪華なアップグレードが特徴の、非常に完成度の高いハンドガンです。
本記事では、このRuger RXMの基本スペックから、なぜこれほど注目されているのか、その魅力と特徴を詳しく解説します!

実際に撃っている動画👇(*音量注意!!)
最大の魅力!革新的なモジュラーシステム「FCI」
Ruger RXMの最大のハイライトは、シリアルナンバーが刻印されたFire Control Insert (FCI)と呼ばれるステンレス製の内部シャーシです。SIG Sauer P320などと同様に、このFCI単体が法的な「銃の本体」として扱われます。
これにより、Magpulが製造するEnhanced Handgun Grip (EHG RG9)と呼ばれるポリマー製グリップモジュールを、ユーザーの好みや用途に合わせて自由に交換することが可能です。

交換できるグリップはGlock17(フルサイズ), Glock19(コンパクト), Glock26(サブコンパクト)と同じサイズのため目的に応じた銃のサイズのカスタマイズが出来るのはとてもうれしいですね。
フルサイズやサブコンパクトといったサイズ変更はもちろん、カラーバリエーション(ブラック、FDE、ODグリーン、ステルスグレー)も豊富に用意されており、圧倒的なカスタマイズ性を誇ります。

Glock 19 (Gen3)との高い互換性
RXMは、世界中で最も普及している第3世代(Gen3)のGlock 19をベースに設計されています。
そのため、以下のようなGlock 19用の既存パーツをそのまま流用できるという巨大なメリットがあります。
- マガジン(付属のMagpul GL9だけでなく、Glock純正マガジンも使用可能)
- ホルスター
- スライドストップやマガジンキャッチなどの一部カスタムパーツ
すでにGlock用の装備を持っているユーザーにとっては、資産を無駄にすることなく最新のプラットフォームに移行できるのが嬉しいポイントです。
プレート不要!「マルチフットプリント」対応スライド
現代のハンドガンに欠かせないドットサイト(光学照準器)の搭載も、RXMは非常にスマートに解決しています。
スライドにはモジュラーピンシステムが採用されており、分厚いアダプタープレートを噛ませることなく、付属のピンを組み替えるだけで以下の主要な規格のドットサイトを直接(直載せで)マウントできます。
- RMR規格 (Trijicon RMR, Holosun 407C/507Cなど)
- DPP規格 (Leupold DeltaPoint Pro, Vortex Defender STなど)
- RMSc規格 (小型なコンシールドキャリー向けサイト)
視線(ボアアクシス)を低く保てるため、射撃時のパララックス(視差)を減らし、自然なサイティング(照準)が可能です。

箱出しで「完成」している豪華な標準装備
標準的なGlockでは「買ってから交換するもの」とされているパーツが、RXMでは最初から一流の仕様にアップグレードされています。
- サイト: 壊れやすい樹脂製ではなく、頑丈なスチール製。フロントには暗闇で光るHiViz製トリチウム・ナイトサイトを標準装備。
- トリガー: 約5ポンドでブレイクする、滑らかでキレの良いフラットフェイストリガーを採用。
- グリップ: Magpul特有の「TSPテクスチャー」が施され、手にしっかり食いつきつつも痛くならない絶妙な握り心地。
Ruger RXM 基本スペック表
| 項目 | スペック |
| 口径 | 9×19mm |
| 作動方式 | ストライカーファイア |
| ベースモデル | Glock 19 Gen3 |
| 全長 | 約181 mm (7.15インチ) ※コンパクトモデル |
| バレル長 | 約101 mm (4.00インチ) |
| 重量 | 約657 g (23.2オンス) |
| 装弾数 | 15発(Glock 19互換マガジン) ※弾数制限がある州ではそれに準じた装弾数 |

おわりに
「Magpulの優れたエルゴノミクス」、そして「Rugerの圧倒的なコストパフォーマンス」が掛け合わさったRuger RXM。
箱出しの状態で優れたトリガー、ナイトサイト、直接マウント可能なオプティクスカットを備えながら、約500ドルというメーカー価格は驚異的としか言いようがありません。
コンシールドキャリー(CCW)からホームディフェンス、レンジシューティングまで幅広くこなせる、まさに「現代の実用ピストルのひとつの完成形」と言えるでしょう。
KennyとLizは実弾シューティングツアーを実施しておりますので、NYへ旅行の際へぜひお声掛けください!

最後までお読みいただきましてありがとうございました!
*本記事は情報提供を目的としたものであり、銃器の使用・所持は各国・地域の法律を必ず遵守してください。
*このブログに掲載されている写真は、一部を除きすべて私たち自身が撮影したものです。無断での転載や使用は固くお断りいたします。
*All the photos (exclude few) featured on this blog were taken by the owners of this website. Unauthorized reproduction or use is strictly prohibited.

コメント